Amazonギフトカードを間違えてチャージしてしまった。
使うつもりがなくなった。
急遽、現金が必要になった——
そんなときに、「チャージ後でも現金化できないのか?」と考える方は少なくありません。
結論から言うと、チャージ済みのAmazonギフトカードは原則として現金化できません。
ですが、状況によっては“間接的な方法”を検討する余地もあります。
本記事では、Amazonの公式規約に沿った正確な情報と、現実的な選択肢、やってはいけない危険な行為について、わかりやすく解説します。
なぜチャージ済みのAmazonギフトカードは現金化できないのか?
✅ Amazonの公式規約が明確に禁止しているため
Amazon.co.jpのギフト券利用規約には、次のように明記されています。
“一度アカウントに登録(チャージ)されたギフト券は、いかなる理由があっても払い戻しや換金はできません。”
つまり、一度チャージすると「現金と同じような自由度」は失われるということです。
【比較】チャージ前とチャージ後でここまで違う!
項目 | チャージ前ギフト券 | チャージ後残高 |
---|---|---|
状態 | コードのみ | アカウントに登録済 |
現金化(買取) | ◯ 可能 | ✕ 不可 |
第三者への譲渡 | ◯ 可能 | ✕ 不可 |
Amazon上での利用 | ◯ 可 | ◯ 可 |
払い戻し・キャンセル | 条件によって可能 | 原則不可 |
それでも何とかしたい人向け|現金化に“近づける”2つの方法(※推奨ではありません)
⚠ Amazonの規約違反に該当しない範囲で、慎重に行動してください。
あくまで「現金に近づける」方法であり、元本割れやトラブルのリスクを伴います。
方法①:Amazonで商品を購入 → 転売して現金化
✔ 手順概要
- 換金性の高い商品(例:ゲーム機、Apple製品)をAmazon残高で購入
- メルカリ・ラクマ・ヤフオク・買取店などで売却
- 売上金を銀行に振込 → 現金化完了
✔ メリット
- 現実的に最も近道
- 商品によっては高い換金率を期待できることも
❌ デメリット・リスク
- 元本割れ:90%前後が目安。新品でも市場価格より安くなる
- 売れないリスク:需要やタイミングに左右される
- 手間:発送・出品・値下げ交渉などの労力が大きい
- Amazon規約リスク:転売目的の大量購入はアカウント停止の危険あり
- 古物営業法:繰り返す場合は法律上の届出が必要になる可能性あり
方法②:信頼できる知人に代理購入して現金を受け取る
✔ 具体例
「Amazonで欲しいものがある」友人・家族の代わりに購入し、現金で代金をもらう。
✔ メリット
- 手数料ゼロで、元本割れなし
- 親しい相手ならトラブルも少ない
❌ デメリット・リスク
- 相手がいないと成り立たない
- 金銭のやりとりが発生するため、信頼関係が前提
絶対にやってはいけない「現金化手段」
❌ アカウントごと売る
- 明確なAmazon利用規約違反です
- 個人情報(住所・クレジットカード)漏洩のリスク大
- アカウントの売買は犯罪行為に繋がる場合もあります
❌ ギフト券詐欺・コード取引サイトに頼る
- 「高額で買い取ります!」系の誘導リンクやSNS投稿は詐欺の可能性大
- ギフト券コードを送っても、入金されないケースが多発
Amazonに相談すれば返金されることもある?
- 原則不可です
- ただし、チャージ直後で使用していない場合のみ、例外的に返金された例も稀にあり
- 期待はせず、どうしても困ったときはカスタマーサポートに正直に相談を
これからの対策|チャージは計画的に
- ギフト券は「使うと決めた時」にチャージする
- 高額チャージは控える
- 不要な分はチャージせずコードのまま保管しておく
よくある質問(FAQ)
Q. チャージ前のAmazonギフトカードは現金化できますか?
→ はい。コードが未使用であれば、ギフト券買取サイトで現金化可能です。
Q. Amazonで買った商品を転売して現金化するのは違法ですか?
→ 違法ではありませんが、継続的・大量に行うと規約違反・古物営業法違反に抵触する可能性があります。
Q. アカウント売買ってそんなに危険なの?
→ 危険です。個人情報が抜き取られるだけでなく、不正使用されればあなた自身がトラブルの当事者になります。
まとめ|現金化の可能性と、賢い判断を
- Amazonギフトカードは、一度チャージすると現金化は原則不可
- 商品転売など「間接的な現金化」は可能だが、多くのリスク・手間・損失が伴う
- 不正行為や詐欺に繋がる手段は絶対にNG
- 今後は「計画的に使う・必要な分だけチャージする」ことが最も安全
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